校舎ブログ

看護医療系大学短期大学入試総括・入試分析①

2014年7月18日
新宿校

 こんばんは。

新宿セミナーの和久雄亮です。

 

先日、教員対象看護医療系受験指導研究会(新宿・立川・横浜・大宮・柏・千葉)を実施しました。私は研究会担当者、そして講演者として「一都三県看護医療系大学短大入試総括」をお話させて頂きました。300名近い先生方にお集まり頂き、あらためて看護医療系への注目度の高さ、そして先生方が看護医療系の指導に苦労されていると実感しました。後日、参加できなかった知り合いの高校の先生方から内容を聞きたいと多数仰って頂いたので、これから数回に渡り、看護医療系大学の総評、そして入試分析などをお伝えしたいと思います。

 

 初回の今回は看護医療職種別偏差値難易度についてです。看護医療系職種といっても非常に多くの職種があります。

看護系<看護師・保健師・助産師・養護教諭>、リハビリ系<理学療法士・作業療法士・言語聴覚士・視能訓練士>、医療技術系<診療放射線技師・臨床検査技師・臨床工学技師>、歯科系<歯科衛生士・歯科技工士>、東洋医学系<柔道整復師・はり師・きゅう師・あん摩マッサージ指圧師>、その他<義肢装具士・救急救命士>

 ※職業内容や資格取得方法はこちらをご覧下さい

では、その中で職種ごとの入学偏差値難易度をみます。

 

★新宿セミナー看護医療全国模試偏差値による看護医療系志望職種レベル<看護を基準とした場合

○ 理学療法・診療放射線・臨床検査<+3~5>

○ 看護

○ 作業療法・臨床工学・救急救命<-3~5>

○ 東洋医学・歯科など<-5以上>

EX:同大学内に複数学科があり、看護学科が偏差値60の場合、理学療法は63~65、作業療法は55~57になるケースが多いという意味

 

看護を基準に考えた場合、看護より入試が難しい資格が理学療法・診療放射線・臨床検査です。看護に準ずるもしくは若干易し目が作業療法・臨床工学・救急救命です。もちろん、例外はありますが、現状このような入試状況です。先生方が指導する生徒には様々な職種を希望する生徒がいらっしゃると思いますが、上記を参考にしてください。

 

次回は看護私大を看護医療全国模試の偏差値グループに分けて書かせていただきます。

※先生方より、看護医療系大学の学校偏差値レベルがわかりづらいと話を頂いたので偏差値帯によって5グループに分けました。

 

① 看護私大最難関

北聖日慈

<北里大・聖路加国際大・日本赤十字看護大・東京慈恵会医科大>

慶応上智

 

② 看護私大難関

TKJ

<東京医科大/杏林大/順天堂大>+武蔵野大・自治医科大(栃木)

 

③ 看護私大上位

6TS

<東邦大・東京医療保健大・東海大・東京女子医大・東京工科大・帝京大・昭和大>

 

④ 看護私大中堅上位

 

⑤ 看護私大中堅

 

最後までお読みいただきありがとうございました(和久雄亮) 

 

〇新宿セミナーでは取材させて頂ける関東の看護医療系大学・短期大学・専門学校を募集しています。 (内容 東京医療保健大学東が丘看護学部取材記 前編 中編 後編 をご覧ください)  詳細等の問い合わせは新宿セミナー(03-5309-2531)和久雄亮までお願いします