校舎ブログ

【新宿校】強敵との戦い方

2022年1月20日
新宿校

みなさん、こんばんは。

共通テストも終わり、いよいよ一般入試が本格的に始まります。

きっと、このブログを読んでいる高3生は過去問にかじりついていることでしょう。

高2・高1のみなさんも、自分の受験をイメージしながら今日のテーマは読んでみて下さい。

 

みなさんは今、強敵=第1志望と戦っていると思います。

「強敵」だからこそ、そんなに簡単には合格はできません。

当たり前です。そもそも、簡単に合格できるならばそれは「第1志望」ではないわけですから。

だからこそ、しっかりと綿密な準備が必要ですよね。

準備といえば過去問・・・といった形でアドバイスをもらうことが多いと思うので、今日は違った角度からのアドバイスをしたいと思います。

 

先人の知恵として、「歴史から学ぶ」というものがあります。

歴史好きな私として、今回みなさんに紹介したいものは古代ローマ。

「ローマ帝国」ならばみなさんも世界史の授業などで1度は耳にしたことのある大きな国だと思いますが、今回紹介するローマはそれよりも少し前のローマです。

当時のローマはアフリカにあったカルタゴという国と争っていました。

部活の話で言うならば、毎回やっと2回戦で勝てるかどうかのチーム(ローマ)が、第1シードの優勝候補(カルタゴ)と戦うようなイメージです。

それぐらいの強敵と戦うにあたり、ローマは当然ながら大苦戦をします

まずは国力。当時のカルタゴは金銀財宝たくさんある豊かな国でしたが、ローマはそうではありません。

次に人材。ローマにも優秀な人材はいましたが、カルタゴにはハンニバルという最強の将軍がいました。

正攻法でも奇襲でも、何をさせても強い。当然ながら、ローマ人には怖い存在となりました。

その影響から、今でもイタリアには言うことを聞かない子供には、「玄関にハンニバルが来ていますよ」と言って怖がらせる習慣があります。

それくらいいくら戦っても、毎回コテンパンにされるほどの実力の差があったのです。

 

そんなローマ対カルタゴでしたが、結果だけを言うと最終的にはローマが勝利します。

なぜか?

答えは「ハンニバルの真似を徹底的にする」というものでした。

勝っている人・成功している人の真似を徹底的にしたことで、最強のハンニバルにザマの戦いでついに勝つことができたのです。

 

・・・あれ、なんだか今みなさんが抱えている・目指そうとしている状況と少し似ていませんか?

過去問をなぜ徹底的にやるのか、というのはここからも言えることだと思いますし、勉強習慣や勉強時間を徹底していくことの大切さも、この歴史が証明していることです。

どれだけの差があろうとも、愚直に徹底的に研究することが、強敵である第1志望攻略に必ずつながるわけです。

高3のみなさんはぜひ最後まであきらめずに強敵の研究を続けること。

高2・高1のみなさんは将来戦うであろう強敵に備え、まずは基礎基本を徹底的に鍛えておくこと。

これをぜひオススメします。

 

ローマ好きの内容にお付き合い頂き、ありがとうございました!