校舎ブログ
【新宿校】強敵との戦い方
みなさん、こんばんは。
共通テストも終わり、いよいよ一般入試が本格的に始まります。
きっと、このブログを読んでいる高3生は過去問にかじりついていることでしょう。
高2・高1のみなさんも、自分の受験をイメージしながら今日のテーマは読んでみて下さい。
みなさんは今、強敵=第1志望と戦っていると思います。
「強敵」だからこそ、そんなに簡単には合格はできません。
当たり前です。そもそも、簡単に合格できるならばそれは「第1志望」ではないわけですから。
だからこそ、しっかりと綿密な準備が必要ですよね。
準備といえば過去問・・・といった形でアドバイスをもらうことが多いと思うので、今日は違った角度からのアドバイスをしたいと思います。
先人の知恵として、「歴史から学ぶ」というものがあります。
歴史好きな私として、今回みなさんに紹介したいものは古代ローマ。
「ローマ帝国」ならばみなさんも世界史の授業などで1度は耳にしたことのある大きな国だと思いますが、今回紹介するローマはそれよりも少し前のローマです。
当時のローマはアフリカにあったカルタゴという国と争っていました。
部活の話で言うならば、毎回やっと2回戦で勝てるかどうかのチーム(ローマ)が、第1シードの優勝候補(カルタゴ)と戦うようなイメージです。
それぐらいの強敵と戦うにあたり、ローマは当然ながら大苦戦をします。
まずは国力。当時のカルタゴは金銀財宝たくさんある豊かな国でしたが、ローマはそうではありません。
次に人材。ローマにも優秀な人材はいましたが、カルタゴにはハンニバルという最強の将軍がいました。
正攻法でも奇襲でも、何をさせても強い。当然ながら、ローマ人には怖い存在となりました。
その影響から、今でもイタリアには言うことを聞かない子供には、「玄関にハンニバルが来ていますよ」と言って怖がらせる習慣があります。
それくらいいくら戦っても、毎回コテンパンにされるほどの実力の差があったのです。
そんなローマ対カルタゴでしたが、結果だけを言うと最終的にはローマが勝利します。
なぜか?
答えは「ハンニバルの真似を徹底的にする」というものでした。
勝っている人・成功している人の真似を徹底的にしたことで、最強のハンニバルにザマの戦いでついに勝つことができたのです。
・・・あれ、なんだか今みなさんが抱えている・目指そうとしている状況と少し似ていませんか?
過去問をなぜ徹底的にやるのか、というのはここからも言えることだと思いますし、勉強習慣や勉強時間を徹底していくことの大切さも、この歴史が証明していることです。
どれだけの差があろうとも、愚直に徹底的に研究することが、強敵である第1志望攻略に必ずつながるわけです。
高3のみなさんはぜひ最後まであきらめずに強敵の研究を続けること。
高2・高1のみなさんは将来戦うであろう強敵に備え、まずは基礎基本を徹底的に鍛えておくこと。
これをぜひオススメします。
ローマ好きの内容にお付き合い頂き、ありがとうございました!