校舎ブログ
【国立】シミュレータを活用した授業の必要性
こんにちは!ena看護国立校のチューターKです。
急に気温が下がり、肌寒い季節となりましたね。
寒さと同時に、今年もインフルエンザが流行する時期となりました。
今まで以上に睡眠をしっかりと取り、感染症に負けない体を作っていきましょう!
今回は、「シミュレータを活用した授業の必要性」についてお話しようと思います。
シミュレータを活用した授業は、様々な学校の強みとして挙げられることが多いですね。
なぜ、多くの学校がシミュレータ教育を強みとして掲げているのでしょうか。
医療系学生には、必ず実習があると思います。また、必ず患者さんと関わる機会があり、将来的に医療を提供する立場になると思います。
そのような時、急に患者さんにやってみよう!となったら、とても緊張すると思いませんか?
また、緊張している時・初めて行う作業をするとき、人は間違い(エラー)を起こしやすくなります。
患者さんは、医療をうけることに不安や疑問をもっており、例え相手が医療系学生でも、患者さんからしたら病院の一職員に見えることが多いです。
病院で実習をする以上、学生として患者さんとの関わり方や看護技術、看護に関する知識を理解した上で臨む必要があります。
そのような、少しでも患者さんの力になれる理想の状態で実習に臨むために、シミュレーション学習は存在します。
私の学校では、実際にシミュレータを活用して事例に合わせた看護ケアを提供し、反省点や良かった点を確認しあった上で、再度同じ事例に挑戦するという練習スタイルをとっています。これを成人期の看護、小児期の看護、褥婦の看護と対象者を変えながら実践することで、様々な対象者の方への看護技術提供方法を理解することができます。また、同じことをしているようでも、患者さんの年齢や体調により看護の形は変わるため、実習を通して患者さんとコミュニケーションをとる際に、「シミュレーションの時のようにやれば大丈夫だ」と安心して取り組むことができました。今は大学4年生になり実習がすべて終わりましたが、シミュレータを使って学習した経験は今後も活きると思いますし、授業を通してシミュレータという一患者に向き合った時間のおかげで、看護学生としての思考の幅が広がったと感じています。ぜひ、学校の強みとしてシミュレータについて挙がっているけど、よくわからない…という方は、この記事を参考に将来像を膨らませてみてください。
みなさんが納得のいく志望理由にたどり着けることを願っています。
推薦受験まであと少しという方も多いと思います。納得のいく面接にむけて、まだまだ練習頑張りましょう!また、一般受験に絞っている方もいると思います。当時の私は一般受験のみに絞っていたため、この時期は大変焦っていました。ぜひ自分を見失わず、目の前の課題と向き合って、日々大切に過ごしてほしいです。
もうすぐ11月ですね!自分の理想とする将来像を明確にしながら、各々の目標をもって一緒に頑張っていきましょう!!!

