校舎ブログ
【国立】精神看護実習で学んだこと
みなさん、こんばんは
ena看護国立チューターです!
今の時期はとにかく受験のことで頭がいっぱいだと思います。
しかし時が来れば、看護師になるための実習って、何するの?怖いってよくネットに書いてあるけどどうなの???と気になるといます。
今回は私が3年生後期の実習で経験した🍃精神看護学実習🍃について、皆さんに共有したいと思います。
精神看護ってなにするの?
と私は実習を始めるまでに素朴な疑問がありました。
もちろん、実習に行く前に、事前学習はするのですが、やはり実習施設で看護を見るまでは正直よく分かりませんでした。
精神看護実習で学んだことをお伝えしますね。
たくさんの学びがあったのですが、全てを伝えるのは難しいので、
細かな部分は皆さんがこれから経験するであろう実習で是非学び取ってください!!
まず最初に、基本知識として、精神科病棟は閉鎖病棟で2重にロックが掛かった病棟となります。
看護師さんは鍵を持って移動していて、患者さんが一人で勝手に外には出れないようになっていました。
私たち実習生も、先生と一緒に2重扉で鍵が閉まったかどうか、必ず確認してから移動していて、それがとても印象に残っています。
また、私が実習を行った病棟は依存病棟で、
他の精神科病棟に行った実習生の話と比べたら少し特殊な環境だと感じました。
依存病棟で主な疾患はアルコール依存症や薬物依存症、少ないものだとスマホ依存で入院してくる方がいます。
他の精神科病棟では、統合失調症やうつ病、精神疾患はないけれど認知症の高齢者の方などなど様々でした。
精神科病棟に行く前にぜひ勉強してほしいことは、入院形態です。
任意入院や医療保護入院、措置入院などがあり、措置入院で入院して、治療が進むと医療保護入院と入院形態が変わるといったケースもあります。
入院形態によって、看護を行うとき、注意することが異なります。時間が空いた時、調べてみると良いですね😊
このように伝えると、精神科って厳しい所なのかな?怖い所なのかな?って思いますよね。
ただ、精神看護で大事なことは患者さんとのコミュニケーションです。
全ての看護に共通して大事な事ですが、
精神科領域では患者さんの思いや価値観を尊重して看護を行っていくことが特に大切です。
患者さんはずっと病棟にいるわけではなく、自由時間があります。
病院が設定した時間の範囲内で病院の周囲で散歩をしたり、タバコを吸ったり自由に過ごされていました。
タバコってOKなんだ!と少し驚いたのですが、🚬( ´ー`)y-~~
精神科看護師さんによると、
「アルコール依存症で入院されて、アルコールを我慢しているのに、更に他の事を我慢するのは大変だよね。私たちも同じ立場だったらそうだよね。」と話されていました。
たしかに、ダイエットでお菓子を我慢しているところに、更に、ゲーム好きな人がゲームを我慢するとしたら、もうやっていられないですよね。
また、自由時間が終了すると、患者さんたちは自主的に病棟に戻ります。
ここで危険物の持ち込みがないか、身体検査があるのですが、ここでも看護師さんが気を付けるポイントを教えてくださいました。
それは、
「身体検査って言うとすごい厳しい感じがするけど、私たち(看護師)がやってるのを見て、あまり厳しくやっていないでしょう?
厳しくして何かを見つけるっていう方法もあるけど、精神科に入院してくる方って、例えばアルコール依存だったら、アルコールが抜けたら正常な思考ができる方たちだから、その状態で厳しく接していったらやっぱり患者さんとの信頼関係を築くのは難しいと思うんだよね。」
私は精神看護はどのようなものかよくわかっていなかったのですが、その話を聞いて何となく精神看護の一端に触れたような気がしました!
またこれは、独り言だと思って聞いてほしいのですが、
今まで基礎実習や領域別実習を経験してきましたが、ダントツで精神科看護の先生方が優しい!!!ということが分かりました。笑
私の通っている学校だけかもしれませんが。。。
私の友人は他の先生が担当してくださったのですが、その先生が優しすぎで、先生のことが好きになりそうと友人は言っていました。
本当にそのくらい優しかったので、皆さん、精神科領域は真面目に取り組んでいれば、いや、毎日実習に行けていれば乗り切れるはずです!!!
まだまだ先のことになりますが、皆さんも頑張ってほしいです!!(^▽^)/
受験もですが、合格してからも勉強が大変だと思います!
諸々、応援しています!!ファイト!!(* ̄0 ̄)/ オゥッ!!

