校舎ブログ
【国立】地域看護学実習で学んだこと
こんにちは。
ena看護国立チューターです。
今日もとても寒かったですね。最近私はチャイオレが好きで、体が温まる気がしてはまっています。☕
みなさんも、好きな飲み物を飲んで冬を乗り切りましょう⛄(^▽^)/⛄
今日は、地域看護学実習で学んだことについて、皆さんにお話ししようと思います。
私は恥ずかしながら、学校に入学する前まで、看護実習は病院でのみ行うものだと思っていました。。。
地域看護学実習では訪問看護ステーションや地域包括支援センター、福祉用具施設など、
病院ではなく、地域の医療福祉施設に伺い、実習を行います。
私の学校では訪問看護ステーションに4日、地域包括支援センターに1日、福祉用具施設に1日伺いました。
各施設ごとの学びに分けて共有しますね。
・訪問看護ステーション
訪問看護ステーションでは、訪問看護師さんに同行して、地域で生活されている自宅療養者とご家族の自宅に伺い、
体調管理や清潔ケア、服薬管理がきちんと行えているかなど、様々な視点から見ていきます。
また、看護の対象が療養者さんに加えて、ご家族も含まれているのがポイントです。
在宅療養を続けるにあたってご家族の協力は非常に重要であるので、訪問看護する際にも、必ず、ご本人だけでなく
ご家族に対しても不安な点がないか、疲弊していないか、何か助けが必要でないかなど
アセスメントしながらコミュニケーションを取っていました。
些細なお話から看護の視点を持って家族や療養者さんと関わっていて
ご家族やご本人からしたら訪問看護師さんはとても心強いだろうなと感じました。
・地域包括支援センター(包括)
包括では高齢者が住み慣れた地域で安心して暮らせるように支援を行う・繋げていくことを主な目的と活動しています。
主任ケアマネージャー、社会福祉士、保健師または、経験のある看護師がチームで連携して介護、医療、福祉の総合的な相談に応じています。
高齢者の健康寿命を促進するため、健康教室や高齢者やそのご家族の生活全般の困りごとに対応し、適切なサービスにつないでいます。
また、地域包括ケアシステムの中核となる機関であり、地域の医療機関や介護事業者(ケアプラン作成の委託)、
民生委員、地域住民の代表として町内会の会長などと連携して、地域全体の支援体制を構築、改善しています。
相談は無料で行うことができ、ご本人でもご家族でもどなたでも利用することができます。
課題として、地区によって財政状況が異なるため、利用できるサービスに差がでていることや、
ケアマネージャーの人数が足りず、ケアプラン作成が追い付いていないことが分かりました。
訪問看護などの介護保険サービスを利用するにはケアマネがケアプランを作成することが利用の流れの一部にあります。
しかし高齢者が介護保険を利用しようとして、申し込んでもケアマネ不足によりケアプラン作成ができないため、
サービスの利用が難しいという現状を知ることができました。
言葉が足りず、、、説明がうまくできないので、もし気になった方は介護保険サービス利用の流れについて是非調べてみてください!
もし身近な人が使わなければならなくなった時のために、知っておくと慌てずに対応できると思います!
・福祉用具施設
最後に福祉用具施設について説明します。
主に介護保険が利用できる福祉用具がたくさん展示されてある施設に私は伺いました。
高齢者や介護する家族がより快適に過ごせるよう、車いす、ベッド、食事・入浴・排泄用品、衣類・靴など、
約1,000点以上の福祉用具を実際に見て触れて試せる場所です。
介護保険対象の用具やユニバーサルデザイン商品も豊富で、専門相談員が選び方や使い方、介護保険の利用方法などを
丁寧にアドバイスしてくれるほか、介護や住宅改修の相談にも対応しています。
相談員の方も気さくに接していただいてとても質問しやすかったのと、施設に来訪していた方に対しても丁寧に対応している様子が見られました。
また、高齢者の方以外にも日常生活で少し不便を感じている場合や、骨折など怪我をしてしまった時の
ちょっとしたサポート用具なども展示されていたので、様々な方が利用しやすいように感じました。
以上、実習施設についての説明でした。
病院実習では分からないことを知ることができましたし、病院と比較してのメリットやデメリットなど考えながら
実習を受けていくと、とても学びが深まると思います!
皆さんは今は受験で手一杯かと思いますが、入学したら勉強や実習、他にもアルバイトなど様々な事に挑戦されると思います!
実習も同じで、失敗してしまうことに対してあまり気負いせずに、全てを学びだと思って頑張っていきましょう!!
私も看護師国家試験に向けて少しずつ勉強していこうと思います、、、(T_T)
一緒に頑張りましょうね!✊🔥✊

