校舎ブログ
【町田】大学での授業について
町田校北里大学のチューターです⛄
もう少しで2024年も終わり、2025年を迎えますね。私は受験生の大晦日は新宿校で授業を受けておりました。その行き帰りの電車では友達と会話することもでき、一年間やり切れた気持ちになったことを覚えています。
さて話は変わりますが、今回は大学での授業の話をしようと思います🍊
一年時では、看護に直結したものでは、機能形態学という体の構造や働きを臓器や組織に着目して学ぶ授業があります。また、倫理学や心理学などの一般教養科目も多く他学部と共に幅広い知識を学ぶことが出来ます。北里大学では、医療系の学部が多いため、一般教養科目でも医療について触れてくださることが多くそのまま役立つ知識でした。
二年生になるとより看護に密着した形の授業が増えていきます。
例えば、症候疾病論という各分野の医師や助産師の方が講義をしてくださる授業があり、この授業では疾病→臓器や組織にどのような変化が生じ検査値や診察の際にその変化が表出するのかを学ぶことが出来ます。家族看護論という授業では、患者個人の発達段階のみを考慮したアセスメントではなく、患者を取り巻く家族単位で診ることの大切さを学ぶことが出来ます。また、看護学校の代名詞とも言える実習に行き患者さんを実際に受け持たせていただくことで、自分に足りないスキルや看護師さんがどのように情報を入手し共有し合っているのか学び、自らの看護としての視点を多角的に広げることが出来ます。
実習は記録物も多く、大変な側面もありますが、頭の中で想像する患者さんと実際に生活している患者さんはギャップがあり実習に行ったことはとても有意義な時間になりました。検査値や、患者さんの訴えなど情報をどのように解釈するのか悩んでいたところ、「変化した側面だけではなくてこの値や機能には変化がないということも大事な情報だよ」と教えていただいたことは印象深く覚えていることのうちのひとつです。みなさまもぜひ実際に実習に行って様々なことを体験していただきたいです🐈
希望する学校に進学してからも思い悩むことが一度もなく職に就けた!と言い切れる人はなかなかいないと思います。私の大学の先生は「色々な人がいるから色んな側面で患者さんを見ることが出来るんだと思うよ。みんな同じだったらロボットみたいじゃん!」と思い悩む私を砕けた表現で笑わせてくれました。
自分の曖昧な悩みなど覚悟がないと一蹴されてしまうのではないかと思っていましたが進学してからも、真剣に話を聞いて、私たちの人生という広い視点で将来を共に考えてくださる先生はいます。アルバイトや部活動、それから学業、私生活での出来事を兼ねてなりたい看護師像が変化していく過程で悩みが生じるのは当然のことです。大学の友達を見ていても大学に入ってからたくさん成長を重ねているなと思います。
受験でたくさん成長できているみなさまなら不安やドキドキを抱えながら進学してもきっと大丈夫だと思います!
最後にはなりますが、インフルエンザが流行っておりますので体調にお気をつけてお過ごしください!❄