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【町田】オール北里チーム医療演習レポート✍
こんにちは。町田校チューター、北里大4年のAです!
今回は、オール北里チーム医療演習について紹介したいと思います。
まず、北里大学は医学部・薬学部・医療衛生学部・看護学部、新潟キャンパスの健康科学部と保健衛生専門学校、埼玉県にある北里大学看護専門学校の医療系5学部と2つの専門学校有しており、チーム医療教育を受けられることが特徴です。
看護学部の現在のカリキュラムでは、1年次の後期にチーム医療論演習Ⅰ(選択科目)、4年次の前期にチーム医療演習Ⅱ(必修科目)があります。チーム医療論演習Ⅰでは、オムニバス形式で各職種の役割などを学ぶことができる講義です。チーム医療論演習Ⅱでは、実際に看護職が果たす役割やチーム医療の実際を学びます。
オール北里チーム医療演習は、4年のチーム医療論演習Ⅱで行われます。
この演習では、2日間にかけて相模原キャンパスに医療系学部、加えて専門学校の学生1,000人ほどが集まり、100グループほどに別れ、各チーム10名程度でディスカッションを行う、かなり大規模な演習です。
私のグループのお題は、合併症のある糖尿病患者の在宅療養支援でした。
各学生が専攻している職種の視点から、糖尿病の治療方針ならびに患者さんのQOLの維持・向上について話し合いました。私は看護学生のため、看護の視点から意見を出しました。
演習では、各職種が果たす役割について理解し合うことで、それぞれの職種の価値観を学ぶことができ、またチーム力も試されるため、お互いが意見を尊重し意見を出しやすい環境をつくるなど、チームワークについても学ぶことができます。
そして、この演習では、各職種の役割を学ぶだけではなく、「看護師」としての意見を発言することが求められます。糖尿病患者の観察ポイントや介護保険制度などを理解しておく必要があり、この演習を通してこれまでの3年間の知識を統合する機会になったと思います。
ここまで大規模なチーム医療演習があることは、北里大の強みであり貴重な経験になったと思います!
志望校選びの参考になれば幸いです。受験生の皆さんを応援しています😊