校舎ブログ

【藤沢校】看護医療系入試 小論文・作文

2017年12月30日
藤沢校

こんにちは。新宿セミナー 藤沢校です。

 

2017年もあと少しで終わりです。2018年になると多くの学校で「一般入試」がスタートします。受験生の皆さん体調に気を付けてがんばってください。現在、高校2年生の皆さんは、本格的な「受験生」になります。多くの受験生が「推薦入試」を受けます。入試までは、もう1年ありません。

 

今回は、看護医療系学校の入試で出題された「小論文・作文」の内容を紹介します(抜粋)。今の受験生も、来年に受験生になる方も必見の内容です。ぜひご参考にしてください。

 

過去問題の演習だけに注力して、受験対策が完了したという大きな勘違いをしているケースもあるようです。

 

看護医療系の入試を突破するには、適切な課題を実施し、合格に必要な知識、姿勢を身に付けることが求められます。

 

小論文・作文は、十分すぎるほどの対策が必要です。文章作成は訓練すればするほど、力をつけることが出来ます。文章作成の力は出願書類を書く上でも、進学先の学校のレポートなどの課題を実施する上でも不可欠なものです。小論文・作文の対策をして合格の可能性を上げてください。

 

神奈川県立保健福祉大学

・利他的についての課題文を読み、利他的な行動をした人物としてあなたは誰を思い浮かべるか。その人物を挙げ、なぜそのように考えたのか。

 

・人間は規則正しい生活をすべきという内容の課題文を読み、学術的な研究はどうあるべきだと思うか自分の考えを述べる。

 

・糖尿病が現在の社会に与えている影響を述べたうえで、それに対する今後の医療福祉のあり方について、自分の意見を述べる。

 

・女性が子育てをしながら働くための具体策を説明し、それに対する自分の考えを述べる。

 

・長寿であるための要因は何かについての英文を読み、保健医療福祉における個人遺伝情報の活用について、自分の意見を述べる。

 

・より良い暮らし(Better Life)とは何か。自分の考えを述べる。

 

・食糧の喪失と廃棄について先進国と途上国の比較を述べた英文を読み、自分の意見を述べる。

 

・「介護することの意義について」

 

慶應義塾大学

・課題文を読み、福沢諭吉の考え方について、自分の意見を述べる。

 

・「生きることと考えること」についての課題文を読み、下線部分の具体例を述べる。

 

・「豊かさとは何か」についての課題文を読み、「人間の二つの自然にそぐわないこと」の具体例を挙げ、調和して生きるとはどのようなことか、考えを述べる。

 

・「星の王子さま」文中より「友達を持つには辛抱強くすること」とは具体的にどのようなことだと考えるか、体験を踏まえて述べる。文中より「夢畑の色がある」とはどういうことか。

 

・「新しい福沢諭吉」についての課題文を読み、以下の設問に答える。文中の語句「多事論争」についての説明。福沢諭吉が批判した「惑溺」とはなにか、なぜ批判したか。

 

北里大学

・北里大学への志望動機。

 

・「今の日本の環境」についての課題文を読み、自分の考えを述べる。

 

・松下幸之助の課題文を読み、真剣に叱ること、真剣に叱られることについての考え。

 

・「人に頼ることについて」の課題文を読み、自分の考えを述べる。

 

・「リラックスした状態でのコミュニケーションを取るために大切なこと」についての課題文を読み、自分の考えを述べる。

 

・池上彰の著書の中の「自分がよく理解していないと他人に説明するのは難しい」という内容について考えること。

 

国際医療福祉大学

・我が国では介護者不足が問題となっている。そのため政府は中国・東南アジアから人材を得ようとしている。それについてのメリット・デメリットを書き、自分の考えを述べる。

 

・東京五輪(2020)のエンブレム盗作問題が話題になったが、その背景にはインターネット、SNSの普及がある。インターネットの危うさは何だと思うか。事例を挙げて私達一人ひとりが注意すべき点について、自分の考えを述べる。

 

・「貧困のグラフ(全体)、子どもの貧困のグラフ、子どもの進学に関しての表」(厚生労働省)を読み取り、これら3つをまとめて自分の考えを述べる。

 

・障がいのある人や高齢者が、健常者とともに暮らしやすい環境や社会を作る取り組みが行われていることについて自分の考えを述べる。

 

・「老老介護について」

 

・将来医療福祉の場で活躍するあなたにとって「医療のこころ」とはどのようなものか。

 

・「自然保全の必要性と社会の取り組み方」環境破壊についてのグラフから、あなたにできることと、社会の取り組みについて自分の意見を述べる。

 

・医療費について自分の考えを述べる。

 

・自殺者を減らすための対策としてあなたの考え。

 

・スマートフォン、ツイッター、フェイスブックなど情報伝達が次々と生み出される中、コミュニケーションの方法が変化してきている。現在の世界について自分の考えを述べる。

 

・若者のコミュニケーションが衰退していることについて、自分の考えを述べる。

 

・「就労と治療についての問題の解決策(厚生労働省・国民生活基本調査より)」について、自分の考えを述べる。

 

・外国人介護士の雇用増加における課題について、あなたの考えを述べる。

 

昭和大学

・「心に響く言葉」の抜粋文を読み、話し手が伝えたいこととその理由について自分の考えを述べる。

 

・高齢化社会に関する課題文を参考にして、「医療・福祉」のテーマであなたの考えを述べよ。

 

・あなたが今までに行った「自分自身を向上させるための取り組み」と、その効果について書く。

 

・進む高齢化が医療・福祉に与えた影響は何か、具体例を挙げて自分の意見を述べる。

 

・資料(「こうしてリーダーはつくられる」ウォレン・ベニス/ダイヤモンド社)を読み、人との関わりの中であなたが大切にしたいネオテニーの要素を挙げ、それをもとにどのようにあなたがリーダーシップをとっていくか。

 

東海大学

・ストレスをためないためにはどうしたらよいかについて。自分の体験を含めた上で、時間の使い方について自分の考えを述べる。

 

・大学の学びでは、自分が専攻する学科の専門知識を修得するだけではなく、幅広い教養を身につけることが重視されている。そのため、東海大学では、すべての学生が教養科目を学び、専攻とは別の学問を深く学習する副専攻科目を履修することができる。そこで、あなたは、自分が志望する学科の専門科目以外にどのような科目を学んでみたいと考えるか。学びたい科目とその理由を述べてください。また、その科目を学ぶことにより、志望する学科の学修にどのような影響があると考えるか。あなたの考えを述べなさい。

 

・高校生を中心とする若者のストレスの体験は友人関係、家族関係、勉学活動、部活動などにおいて生じやすいが、自分も含めた若者の生活環境と生活習慣に注目し、ストレスの生じる原因とストレスに対する有効な対処法について、あなたの考えを述べよ。
・どのような職業であれ、様々な能力が要求される。それを習得する為に大学生活の中でどのようなことに挑んで行きたいか、自分の意見を述べる。

 

・課題文の問いかけに賛成あるいは反対を示した上、その理由と問いかけに対する提案。

 

川崎市立看護短期大学

・「健康寿命と平均寿命の推移」について図を見て自分の考えを述べる。

 

・「幸せをくれたお姉ちゃん」(朝日新聞)を読み“共に生きること”について「障害」「ノーマライゼイション」「家族」のキーワードを使い自分の考えを述べる。

 

・「諸刃の剣」について具体例を挙げあなたの考えを述べる。

 

・アリとキリギリスを読んで、1.嗤いと笑いの違い 2.アリとキリギリスの生き方それぞれについて支持する点、しない点を挙げる。どちらの生き方をしたいか意見を述べる。

 

・神奈川県の出生率グラフと神奈川県の年齢別(5歳毎)出生率のグラフを読み取り、
1.グラフの特徴 2.全体をみた場合、どのようなことが言えるか 3.そこから今後見込まれる動向・予測 4.3の予測から今後起こりうる医療上の問題点の根拠を明確にして述べる。

 

・「看護師は優しさが一番である」というテーマについて、賛成と反対の意見、自分の考えを述べる。

 

・みんなが気持ちよく学校生活を送れるようきまりを作る。現状を受けてきまりを作るか、あらかじめきまりを作るか、どちらもメリット、デメリットをふまえ、自分の意見を述べる。

 

神奈川県立よこはま看護専門学校

・「いじめ」について自分の考えを述べる。

 

・これまでの学校生活を通して、「友情」について、あなたが考えること。

 

・自分の長所。そしてそれを伸ばすために日常生活でどんなことをしているか。

 

・セカンドオピニオンについての課題文を読み、設問に答える。
問1.医師側の問題点・患者側の問題点をそれぞれ問題文から簡潔にまとめる。
問2.患者が納得できる医療を実施していくには何か必要だと考えるか。

 

・社会的ルールについて、自分の経験をまじえながら述べる。

 

・格差社会について、あなたの意見を述べよ。

 

藤沢市立看護専門学校

・ある少年は詩人の相田みつをのファンである。少年は彼の詩を真似てオリジナルの詩を作り上げた。「努力をすることは一生分の幸せを得られる」(熊本日日新聞11月6日)という内容の課題文を読み、自分の考えを述べる。

 

・朝日新聞の天声人語より、最近の母親(今の若い人)たちはお茶を入れるということを知らない。「お茶を作っているところを見たことがなく、いつもペットボトルのお茶を飲んできた」という。そして急須の使い方も知らない。文化や歴史をまとう「お茶」と無縁に子が育つのは寂しいことだ。という記事を読み、自分の意見を述べる。

 

・朝日新聞の天声人語より、「乾燥地の国の人が日本に来た時、蛇口を捻れば水が出るのを見て奇跡だと言った。世界には水を満足に飲めない人がたくさんいる。そういった人達に思いを馳せるべきであるし、日本の国土に感謝したい」といったような内容で、自分の題名を付ける。

 

新宿セミナー 藤沢校から距離的に近い学校を抜粋してご紹介しました。
小論文・作文の対策を十分に行うことで、小論文・作文試験でも合格を引き寄せる答案を作成する力を身に付けることが出来ます。看護医療系専門予備校だからこそ出来る、小論文・作文指導に今後ともご期待ください。

 

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