校舎ブログ

【藤沢校】スタメンや代表を狙うのは、サッカーでも小論文でも同じ

2022年11月19日
藤沢校

みなさん、こんにちは。

新セミ藤沢校、校長の柳田です。

明日(11/20)から、カタールでサッカーのW杯が始まりますね。

日本代表にも頑張ってもらいたいなと思う一方で、個人的にはオランダの初優勝に期待しています!

 

さて、先週の火曜日(11/8、皆既月食があった日ですね)に静岡県立伊豆中央高校にて、看護医療系進学を目指す高2生向けの講演会と、小論文作成に関する特別授業を行ないました。

参加してくれたのは37名

参加人数が多いだけでなく、講演会・特別授業を通じて最後まで集中を切らさずに取り組んでくれた様子に、将来の看護医療系を目指す生徒として心強い気持ちになりました。

 

特別授業で取り上げたテーマは「子どもの権利条約」です。

このブログを読んでいるみなさんでもある程度内容を知っている人もいると思いますが、単に医療系などの知識・ニュースを知っていれば合格する時代はとうに終わりました。

進路先によってのスタンスはそれぞれありますが、医療系以外の知識も身につけることは必要ですし、それらの知識は看護医療系の進路を選択するみなさんにも無縁ではないのです。

例えば、今週の授業前指導科で取り上げたニュースとして、最近ニュースでも話題になっている「円安」というものが、海外移植を行なううえでハードルになっていることがあります。

簡単に言うと、円安が進むと海外移植を行なおうとしていた人は、それまでに想定していた以上の費用を考えなくてはならないということが起きるのです。

 

今回の特別授業で取り上げた「子どもの権利条約」というものも、背景にネグレクトヤングケアラーの問題が隠れているということを参加したみなさんには学んでもらいました。

看護医療系の進路だから科目としての「社会」やニュースなどの知識は必要ない、という考えは正しくありません。

むしろ、こういったことまで理解してくれている「将来の看護医療職」としてのみなさんを、患者やその家族・一緒に働くであろう同僚は信頼し、みなさんの声に耳を傾けてくれます。

患者などから信頼してもらえず、提案などにも耳を傾けてもらえない未来と、どちらがいいでしょうか?

 

今回の特別授業後、「この残り1年でどんなことを準備したらよいだろうか」と相談してくれた生徒がいました。

自分自身が感じている改善点含めての相談だったのですが、このようなことを今の時点で考え、さらにその気持ちを表明しているという時点で、同学年の中で1つ抜け出ている素晴らしい存在だと私は思います。

自分が気づいて焦って質問していくことはどの時点でも素晴らしいことですが、より好ましいのはやはり早い段階での準備につながることですね。

ギリギリのタイミングでは、解決できることがあってもやれることは限られてしまいます。

高2のみなさんならば1年後、高1のみなさんならば2年後の今を見据え、自分で解決できなそうなことをまずは相談してみる。その中でもらったアドバイスから自分でできることもあると思いますし、知識の習得や周りからのサポートで解決できることもあるので、行動はお早めに!

 

前回のブログでもお伝えしましたが、高2向け小論文模試の開催と合わせ、神奈川エリア企画として内容の解説を含めた講座を下記日程で開催予定です。

参加ご希望の方は、下記青色リンクより申し込みましょう!

 

【会場受験+解説講座 実施日程】

①11/19(土) 15:00~17:00→本日開催! ご参加ありがとうございました!

②11/26(土) 18:00~20:00

③12/3(土) 15:00~17:00

④12/17(土) 18:00~20:00

※いずれも新セミ横浜校で実施します。

高2生対象 推薦入試対策 模試+小論文解説講座 お申込みの方はこちらまで!

 

W杯が始まると寝不足にならないよう気をつけたいけど、やっぱり見てしまいそうです…。

おそるべし、W杯。

あ、もちろんですけど、高3受験生は見るの厳禁ですよー!