校舎ブログ
【藤沢校】1年の計は…
みなさん、新年明けましておめでとうございます。
新セミ藤沢校、校長の柳田です。
ついに、2023年になりましたね。
高3生にとっては結果を出し、春からの新しい環境での生活を迎える1年です。
また、高2生にとっては勝負の1年、高1生にとっては受験生となるべき1年です。
よく、「1年の計は元旦にあり」ということが言われますよね?
その年がどうなるのかを左右するのは、今の時期(=年明けすぐの時期)にどのような自分でいたいのかを決め、行動することだと思ってもらえれば良いかと思います。
この話の起源は諸説ありますが、馮應京(ふうおうけい)という中国明時代の学者が、中国の年中行事や儀式について紹介した『月令広義』の中で示したこととされています。日本では戦国時代の頃ですね。
昔から計画を立てることの大切さは伝えられていたというのは興味深い話です。
肝心なのは、その計画について最終的に決めるのは「みなさん自身」。誰かに決めてもらうということではない、ということではないでしょうか。
やり方などのアドバイスをもらって参考にすることと、自分自身が何かを決めることは別のことです。両立するのです。
自分で決めることの神髄はつまるところ、「逃げない自分でいられる」ということかもしれません。
自分で決めた未来ならば、誰かのせいにすることなく前向きに取り組めます。
途中でうまくいかないこともあるでしょうが、周りからのアドバイスを聞きながら最後まで諦めることなく戦うことができるのです。
それが、後悔しないこれからの自分の未来を切り拓くことに必ずつながります。
それならば、どのようなアドバイスがあるのか。
真剣に今戦っている受験生や、危機感を持っている高2生・高1生なら自然とそう思いますよね。
それに関しては1年前の私がそこそこ良いこと言ってると思うので(笑)、最後はそのときのブログの内容を引用したいと思います。
~~~~~以下、1年前の私のブログより引用~~~~~
みなさんは今、強敵=第1志望と戦っていると思います。
「強敵」だからこそ、そんなに簡単には合格はできません。
当たり前です。そもそも、簡単に合格できるならばそれは「第1志望」ではないわけですから。
だからこそ、しっかりと綿密な準備が必要ですよね。
準備といえば過去問・・・といった形でアドバイスをもらうことが多いと思うので、今日は違った角度からのアドバイスをしたいと思います。
先人の知恵として、「歴史から学ぶ」というものがあります。
歴史好きな私として、今回みなさんに紹介したいものは古代ローマ。
「ローマ帝国」ならばみなさんも世界史の授業などで1度は耳にしたことのある大きな国だと思いますが、今回紹介するローマはそれよりも少し前のローマです。
当時のローマはアフリカにあったカルタゴという国と争っていました。
部活の話で言うならば、毎回やっと2回戦で勝てるかどうかのチーム(ローマ)が、第1シードの優勝候補(カルタゴ)と戦うようなイメージです。
それぐらいの強敵と戦うにあたり、ローマは当然ながら大苦戦をします。
まずは国力。当時のカルタゴは金銀財宝たくさんある豊かな国でしたが、ローマはそうではありません。
次に人材。ローマにも優秀な人材はいましたが、カルタゴにはハンニバルという最強の将軍がいました。
正攻法でも奇襲でも、何をさせても強い。当然ながら、ローマ人には怖い存在となりました。
その影響から、今でもイタリアには言うことを聞かない子供には、「玄関にハンニバルが来ていますよ」と言って怖がらせる習慣があります。
それくらいいくら戦っても、毎回コテンパンにされるほどの実力の差があったのです。
そんなローマ対カルタゴでしたが、結果だけを言うと最終的にはローマが勝利します。
なぜか?
答えは「ハンニバルの真似を徹底的にする」というものでした。
勝っている人・成功している人の真似を徹底的にしたことで、最強のハンニバルにザマの戦いでついに勝つことができたのです。
・・・あれ、なんだか今みなさんが抱えている・目指そうとしている状況と少し似ていませんか?
過去問をなぜ徹底的にやるのかというのはここからも言えることだと思いますし、
勉強習慣や勉強時間を徹底していくことの大切さも、この歴史が証明していることです。
どれだけの差があろうとも、愚直に徹底的に研究することが、強敵である第1志望攻略に必ずつながるわけです。
高3のみなさんはぜひ最後まであきらめずに強敵の研究を続けること。
高2・高1のみなさんは将来戦うであろう強敵に備え、まずは基礎基本を徹底的に鍛えておくこと。
これをぜひオススメします。
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いかがですか?
みなさんにも、そこそこ刺さってくれたら嬉しいです(笑)。
新セミ藤沢校では、私以外にもしっかりと頑張り、みなさんの目線で話してくれる優秀なチューター・先輩がいます。
この冬期講習期間中・講習後には生物の勉強会や、推薦合格者の報告会を予定しています。
参加方法や日程など、詳しくは前回ブログ内容にアップしておりますので、ぜひご確認下さい。
それでは、良い新年の計画を!