校舎ブログ
【藤沢校】2040年問題って…?
みなさん、こんにちは。
新セミ藤沢校、校長の柳田です。
今日は1月4日、日本ではよく「仕事始め」とされる日となります。
仕事内容にもよるので一概には言えませんが、年末年始をお休みにすることが日本では多いからこその習慣かもしれないですね。
でも、世界では年末年始の休みは元日だけという国もあります。
その分、夏のバカンスやクリスマス、旧正月を大切にする地域もあるので、それぞれの文化や習慣を理解しておくことは大切なことかもしれません。
このような話って一見看護医療系ではあまり必要が無さそうに思うかもしれませんが、面接や小論文などでは幅広い知識が問われます。
たとえば、国際的に活躍したいと志望理由で挙げていた場合、志望理由で「文化や習慣の違いを理解できる医療者として活躍したい」なんて書くことが多いんですが、「具体的にどんな違いがありますか?」って軽く突っ込まれることがあるわけです。
そのため、新セミ藤沢校では毎回の授業前の10分間に「授業前指導科」として、その時々のニュースを挙げて時事内容を勉強するだけでなく、その背景にある社会問題や歴史などにも目を向けてもらうようにしています。
毎回はたった10分なので大したことではありませんが、これを1年以上続けていくと、これまで絡まっていた紐のように思えた内容が、1つのきれいな線のように思える瞬間が来ます。
そうなると、自分自身の持つ言葉や意見に自信と説得力が生まれてくるので、面接や小論文の評価が上がります。
さらに、新セミで小論文の授業などを受ければ鬼に金棒ですよね。
たとえば、今日挙げたニュースは「今年の4月から配達が自動ロボにも任されるようになる」というものでした。
普通にこのニュースを読んでいたら、「へぇー、そうなんだ」といった感想で終わるかもしれません。
でも、このニュースにはとある問題が隠れているんです。
それは「2040年問題」です。
2040年問題とは簡単に言うと、これから先2040年まで10年ちょっとの間に、働くことが可能な人口が1000万人以上も日本からいなくなる、という問題です。少子高齢化問題の具体的な内容ですね。
ここまで聞くと、「えっ、そうなの?マジ?」って思う人もいると思います。
少子高齢化というのが日本の課題になっている、ということを知っているだけでは足りないんですね。
こういった具体的な問題がすでに考えられているからこそ、今日挙げた自動ロボのニュースが活きてくるのです。
「2040年問題」が出てくると、関連する少子高齢化問題として他にも「2025年問題」「2054年問題」というものもあります。
授業前指導科で解説していることなのでここでは詳しく説明しませんが、2025年なんて言ったらあと2年後の話ですよね。
あなたならどうしますか?なんて聞かれたら、みなさんにはどんな答えが用意できているでしょうか?
世の中の動きがどうなっているのか、少子高齢化の問題が自分の目指している看護医療の仕事にどのような影響があるのか、こういったことを考えられるようになると、受験生の準備としては2歩ぐらい前進したと思って良いと思います。
こういったことをやるのって大変に思うときもあると思いますが、みなさんの志望校合格のためにめっちゃ鍛える自信はありますよー!
このように新セミ藤沢校で鍛えた高3生の話として、昨年12月に推薦合格を勝ち取ったばかりの2人に「新セミ藤沢校☆推薦合格者座談会」の中で、合格までの軌跡を話してもらいます。
第1弾として今回登壇してもらうのは、それぞれ川崎市立大学・国際医療福祉大学に合格した2人になります。
まさについこの間、合格を勝ち取った人の話というのは、これから受験生として頑張ろうとするみなさんにとっても励みになることだと思います。
下記のように開催しますので、ぜひみなさんご参加下さい!
新セミ藤沢校☆推薦合格者座談会
【日時・場所】1月11日(水) 18時~19時 @新セミ藤沢校
みなさんのご参加、お待ちしてます!