校舎ブログ
【大宮校】リテラシーを考える
リテラシーとは、
原義では「読解記述力」を指し、転じて現代では「適切に理解・解釈・分析し、改めて記述・表現する」
(wikipediaより)
人によって感じ方、考え方が違うのは当たり前。
そこまではか~なり昔に習ったはずですが、そこから先、
「個性リテラシー」(国語の先生に怒られそうな造語だな…)を皆さんお持ちですか?
たとえば、、電車の中で電話がかかってきた時。
①少しなら電話で話してもいいか!
②いやだめだろ!
そしてその”少し”をとっても人によってまちまちで
①-1「ごめんなさい電車なので降りたらかけるね!じゃ!」
①-2「ごめんいま電車なんだ、どしたの?…マジで!?そっか~うんうん(以下切れない)」
①-3「はいもしもし?うん、いま電車~どしたの?」
などの選択肢があることが想像できます。
僕は電車が空いてて相手が先輩だったら①-1、あとは②派なのですが、
電車に乗っているとそれ以外の対応をしている人ももちろんいますよね?
また僕のように「電車が空いてて」とか「相手が先輩だったら」など
いろいろな条件、状況で対応の仕方が変わることだってごく自然ですよね。
電話をとるとらない問題だけに限らず、
色々な人とかかわる日々の生活はこういった状況判断の連続です。
もしかしたら↑の例でいう③や④の存在があれば
想像しきれなかった僕の個性リテラシーは低いということになります。
僕の好きな思想家が「想像力がないのがいちばん、人を傷つける」と言っていました。
「空気読め」なんて簡単に言われますが、
その空気の重さやにおい、温度って日や場所によって全然違いますよっていうお話でした。
色々な人と接していく医療者を目指す皆様には必須の考え方、伝え方の能力。
日々この力はつけて頂きたく思います。よろしく!
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