校舎ブログ
患者の心の背景が分かる医療人になってください
2016年9月29日
新越谷校
こんにちは。
新宿セミナー新越谷校です。
今日は、将来のあるみなさんに、私からお願いです。
私の身近な人が大きな病気になってしまい、仕事をすることができなくなってしまいました。
その人は、これからのこと、家族のこと、病気が本当に治るのだろうかということ、などなど、不安で、不安で仕方ないと思います。その人の不安や悲しみは計り知れません。
そこで、私は看護医療の道を志すみなさんを見ていて、こんな風に願うのです。
ぜひ、患者の心の背景が分かる医療人になっていただきたい。そう祈っています。
なにも、心の病を患った患者さんだけが、不安になったり、焦燥感にかられたりしている訳ではありません。
病気になって、今まで当たり前だった生活ができなくなってしまった患者さんは、みんな大きな不安と悲しみを背負っています。
だから、時にはイライラしたり、医療関係者に冷たくあたることもあるかもしれません。
しかし、それが性格やわがままだからではなく、普通の生活ができなくなった患者さんの不安や焦燥感などに起因しているということを分かってあげてほしいです。
受験を経て、看護医療の道を志すみなさんには、ぜひ、そのような患者の心の背景まで理解してあげられる人になっていただきたいと、心から祈っています。