校舎ブログ
【新越谷校】2学年での学びを振り返って
こんにちは!新セミ新越谷校チューターの大西です。
先日は今年最初の雪も降り非常に寒い日が続いていますが、いかがお過ごしでしょうか。
冬休みは勉強の第一歩として最適で、周りと差をつけるチャンスの期間でもあります!体調管理を怠らず、少しずつ受験に向けた準備をしていきましょうね。
さて今回は、私が日本赤十字看護大学さいたま看護学部で2学年として学んだことを振り返っていきたいと思います。
まず初めに感じたのは、一年時よりも専門的な技術の実践ができることです。
私の大学では今年の前期で、基礎的な看護技術の学習をする授業がいったん終了しました。
一年生の時にはガウンテクニックや清潔操作などケアの準備段階に当たる技術や、車いすの移乗や寝衣交換などの介護要素も含む技術が多かったです。
しかし今年度は、注射などのより看護的な技術演習をする時間が多かったので、技術の拡大とともに看護師になるという自覚が芽生えた一年でした!
そして今年の目玉は秋ごろに行った、さいたま赤十字病院での4週間の実習でした。他の学校と比べてみても2学年の時点で1か月も実習に行くというのは聞いたことがありません。やはり相当長く、辛いことも多かったですがその分実りあるものになりました。
さいたま赤十字病院は第3次救急もある急性期病院なので、基本的に長期間にわたる入院は少ないです。従って、全体を通して2~3人の患者さんを受け持つ人がほとんどでした。
いちばん大変だったのは、患者さんの疾患に関する病態関連図(気になる人は調べてみてね!)を描くことです。その疾患について勉強して、考えられる症状や薬の副作用、治療の効果や合併症などを流れをもってとらえるのが難しかったです。しかし、これをもとにして看護計画などを立てるため、すごく大切なことだと痛感しました。
さらに、アセスメントの重要性についても実感しました。ケアの実践において患者のニーズをとらえることはとても重要です。その方が困っていること、改善したいこと、思い描く将来像などを考慮したうえでケアを構築していきます。そのため、繰り返し問診をし、そこから考えられるその人の性格や悩み、持てる力をアセスメントし、個別性を踏まえたケアを行うことが重要だと感じました!
2学年では、「患者を生活者としてとらえ、持てる力を最大限利用してケアにあたる」ということを学びました。
今までは患者さんとは病に侵された弱い人であるため、とにかく手助けをして患者さんの力になろうとしていました。しかし、実習や日々の授業を通し、患者さんが今できることや備わっている能力を的確にアセスメントすることで、患者自身の力を生かしたケアを実践することが重要であることに気づきました。
退院にあたり、私たちが目指すのは、疾患の治癒だけではなくできるだけ入院前と同じ状態にし、今まで通りの生活が送れるようにすることです。しかし、すべてを手伝っていては患者さんの能力は低下していく一方です。そのため、自分でできるところは自分でやってもらい、入院中にできることが増えるような援助をしていくことが望ましいのだとわかりました。
今書いたことは難しいと思います。実際自分自身が高校生の時に聞いたら何を言っているかわからないと思います。
それでもみなさんも看護学校で勉強すれば同じことを考えるようになります!
苦しい受験勉強を乗り越え、ともに日本の医療を支えていく人材になれるようこれからも頑張りましょう!!
“信頼される”医療者への第一歩を共に”
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