校舎ブログ
【新越谷校】気になるニュースについて
こんにちは!新セミ新越谷校チューターの織田です。
3月も中盤に差し掛かり、高校生の皆さんは春休みを待ちわびている頃だと思います🌸
私は1月の後半から春休みが始まっていたのですが、「もう春休みが終わってしまう!」という焦りと、大学3年生としての生活が始まることへのドキドキを毎日感じています…
今回は、私が気になったニュースについて紹介したいと思います!!
今回ご紹介するのは『“女性トイレがなくなった”!?何があったか調べてみました』というニュースです。
ニュースの内容について少しご紹介します!
現在、東京・渋谷区の街なかに設置されているトイレに関してSNS上で議論が広まっています。
その議論の中心となっているのが、『女性専用トイレが無い』という問題です。
このトイレには、性別を問わず利用できる共用トイレが2つ、そして男性専用の小便器トイレが2つ設置されています。
皆さんの中にも「なぜ女性専用トイレのみ無くす必要があったのか」という疑問を抱く方が多いと思いますが、取り組みの目的になっているのは「バリアフリートイレ(多機能トイレ)が混雑し、必要としている人が使いづらくなっている」という課題を解消することなのです。
そもそもバリアフリートイレの混雑という問題の背景にあるのは、多様なニーズであると指摘されています。
バリアフリートイレの利用者としては、車椅子や人工肛門を使う人、乳幼児を連れた方などを想像される方が多いかもしれませんが、それだけでなく「性自認がどちらでもない」「生まれたときに割り当てられた性別のトイレを利用することに抵抗がある」など、ジェンダーについての観点からバリアフリートイレを使用する場合もあります。
また病気や障害の関係上、トイレ内で異なる性の人による介助が必要な場合「異性介助」の方にもニーズがあると分かりました。
この現状を踏まえて成田空港では、東京オリンピック・パラリンピックをきっかけに『オールジェンダートイレ』と呼ばれる性別の観点に着目したトイレが設置されました。
このトイレには、女性用、男性用、バリアフリートイレに加えて、オールジェンダートイレが設けられています。
オールジェンダートイレの内装は、「異性介助」を想定して便器の周りを覆うカーテンが取り付けてあったり、介助者や障害のある方が座って待てるベンチがあったり、壁には介助をする方が用を足している間に、発達障害や知的障害のある人が集中して待てるようにするための模様が描かれていたりと、様々な工夫がなされています。
性別の観点からバリアフリートイレを使用していた人が、オールジェンダートイレを使うようになれば、バリアフリートイレの混雑は和らぎ、より利便性が高まる。
このような「機能分散」の効果を用いた改革が必要になっているのです。
ジェンダーやバリアフリーに関しての問題意識は年々高まってきています。
問題を改善するために色々な改革が行われると思いますが、「誰のために行うのか」ということを第一に考え、想定されるニーズに応える方法を考える必要があるのだと学びました。
また、今回ご紹介したニュース記事やその他気になるニュース、また新越谷校のイベント情報なども『新越谷校 Twitter』に載せていますので、ぜひそちらからご覧ください!!
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