校舎ブログ
【新越谷】医療用語をご紹介!!②
こんにちは。ena看護新越谷チューターの黒澤です。
高校生の皆さんは文化祭も終わり、名残惜しい気持ちもありつつ普段通りの生活へと戻れているでしょうか。
勉強はもちろん大事ですが、今しかない高校生活も皆さんなりにエンジョイしてくださいね!
さて、今回も医療用語を少しだけご紹介します!
今回紹介させていただく用語は、大学に入ると当たり前のようにほとんどの授業に登場します。
もしかすると大学の説明会などで聞いたことがあるかもしれません。
①QOL(Quality of life)
日本語で「生活の質」と訳されます。身体面、精神面、社会面など様々な面から総合した”生きがいや満足感”のことを言います。
よく、”QOL向上”や”QOL低下”という表現をします。
例えば、病気で体が思うように動かせなくなり、自分の身の回りのことができなくなるとストレスが溜まりますよね。だからといって何でもかんでも家族や友達から助けをもらっていても迷惑をかけてしまい後ろめたい気持ちになったり、いつまでたっても自分で自分のことができなくてつらい気持ちになることもありますよね・・・。これは一例ですが、本人が現在送っている生活に対して満足感を得ていない場合、”QOL低下”と表現できます。
逆に、上記の例の人に対して簡単な動作から練習したり、道具を使うなど環境を整えて、少しずつ人の手を借りずに行えるようになったとします。それによって本人の満足感が上がった場合、”QOL向上”となります。
QOLが向上したか低下したかはあくまで本人の感じ方次第というところがポイントになっていきます!
②ADL(Activities of Daily Living)
日本語で「日常生活動作」や「日常生活活動」と訳されます。訳の通り、私たちが日常的に”毎日行わなければならない基本的な動作や活動のこと”を指します。例えば、食事、移動、トイレ、入浴、着替えなどですね。
③IADL(Instrumental Activities of Daily Living)
②のADLにIがついたバージョンです。日本語では「日常生活関連動作」や「手段的生活日常生活活動」と訳されます。ADLと何が違うかといいますと、ADLよりも”複雑で手順の多い難しい活動”になります。例えば、家事動作(掃除、洗濯、料理など)、買い物、電話、趣味活動などです。服薬管理や金銭管理なども含まれます。
ADLやIADLはQOLの向上にもかかわります。食事が自分で食べられなくなったら、移動できなくなったら、趣味活動が行えなくなったらQOLは低下してしまうことが多いと思いますが、その活動を行えるよう医療者が支援していくことでQOLを向上させ、患者様の生きがいを支援することにつながります!
ぜひ、こういった医療用語の理解を深めて小論文や面接対策にも取り入れていってくださいね!🌞
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