校舎ブログ
【新越谷校】実習に行ってきました!!
こんにちは。ena看護新越谷校チューターの田辺です。
最近は昼夜の寒暖差が激しいので風邪をひかないように気を付けてくださいね!
さて、先月私は5週間におよぶ実習を終えてきました!
この実習で、患者さんを問診、聴診、視診、触診、打診などを通し、現在の患者さんの看護問題を抽出したり、それに関連して全体像を考察することがはじめてだったので、非常に充実した実習になりました。
今回私は、外科病棟に行かせていただきました。外科病棟での入院期間は約10日前後と非常に早いことが特徴的です。緊急入院でない限り、ほとんどの患者さんが手術日の1,2日前に入院し、術後1週間ほどで退院されます。
最近では、クリニカルパスという入院から退院までの治療やケアが記述された計画表を用いて看護を行うことが多いそうです。これを用いることで、医療内容を統一し、多職種との連携、医療の質の向上を図ることができます。
術後、バイタル測定(体温・血圧・脈拍・呼吸数など)、全身状態のチェックを行い問題がないか観察します。
どのような手術を行うかにもよりますが、大体術後1日目から離床が進められます。この際、中々離床を進めることができないと、術後出血や、無気肺・肺炎などの呼吸器合併症、疼痛、せん妄、イレウスなどの術後合併症の促進、さらに長期間横になっていることで、皮膚トラブルや筋力、心肺機能の低下などといった廃用症候群を発症する可能性が高まります。
そのため、術後の早期離床は非常に重要となります。例えば、疼痛が大きい場合は痛み止めを投与したり、悪心がある場合も制吐剤を投与しながらでも離床を図ります。
この時に看護師さんに言われて印象的だった言葉があります。
「もし疼痛が大きい患者さんだったら、いつ痛み止めを投与し、それが大体どのくらいで効き、どのタイミングで離床を図るのかを看護師が患者に最も身近で観察しコントロールする。」ということです。
この言葉で、患者さんを受け持つということの責任の重さを実感しました。患者さんによって痛みなどの症状の度合いも異なり、1日に何人も患者さんを受け持つ中だと、1人の患者さんに付きっきりということは不可能に近いと思います。その中でも、1人1人の患者さんに対し看護計画を立て柔軟に対応することで、患者さんが元の生活に戻れるように支援をすることにつながることを学ぶことができました。
今回の実習は前回の実習よりも、観察項目、記録物などの量も非常に多くて大変でした💦しかし、患者さんとコミュニケーションをとったり、ケアに関わらせてもらって「ありがとう」と言われると嬉しいし、最後まであきらめないでやっててよかったなと思いました!
夏休みが終わって、受験日が近づいてきて、大変だな、嫌だなと思う日もあると思いますが、今やってたら今後に結びつくものがきっとあると思うので、最後まで諦めず、挑戦してみて下さい!応援してます🔥
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